展示とイベントのお知らせです。
12月12日(日)より、コミュニティスペース「石巻まちの本棚」(宮城県石巻市)で秋田人形道祖神の絵画展が開催されます。私たちがプロジェクトで宮城県へ伺うのは今回が初めて。新たな出会いにワクワクしています。
※イベント詳細はこちら


11日(土)18時には、オープニングイベント「第14回いしのまき本の教室『地域のお宝を見つけよう!』」が開催されます。会場は「石巻まちの本棚」のすぐ近く、「旧観慶丸(かんけいまる)商店」です。


当日のオープニングイベントのメニューは下記の通りです。
最初に秋田の人形道祖神について簡単なレクチャー(20分程)を予定。スライドと動画を用いて、人形道祖神についてわかりやすく解説いたします。
その後、聞き手の南陀楼綾繁(ライター・編集者)さんを交えて、私たちの活動や取り組みをお話しいたします。いつもの講演と異なるのは、聞き手がいらっしゃること。「古いもののなかに新しい魅力を見出す」ために私たちが行っていること、リアルな取材事情など、南陀楼さんによる軽快な切り口で少しでも有益な情報をお伝えできたらと思います。
そして後半のワークショップでは、普段何気なく見過ごしていた地域の行事や民間信仰、言い伝えを持ち寄って、みんなでイラストマップをつくります。
「イラストマップ」といえば、昨年田沢湖図書館(秋田県仙北市)の展示で行われた「新しい郷土資料マップを作ろう」が大変盛り上がりました。今回も是非やってみたいと思いご提案。ちなみに田沢湖図書館では、来場者の皆様から「ここにはこんなお面があるよ」など貴重な情報が寄せられ、お面の出所が解明されることもありました。

今回のイベントでは臨機応変に、寄せられた情報に合わせた体系を構築します
「宮城県や石巻市独自の民間信仰や言い伝えを集められたら」「範囲を広げて、歴史のゆかりの地などの情報も集めたい」「みなさんにそれぞれ自由に書き込んでもらい、あとで並べてみよう」など、主催の勝 邦義さん(一般社団法人ISHINOMAKI2.0)や南陀楼さんと調整しています。皆さんと一緒に不思議な!?マップを作っていく過程を存分にお楽しみいただけたらと思います。
また、ワークショップ後も随時情報を募集し、変容していくイラストマップを楽しんでいただけるようにしたい、と考えています。

【絵画展示】村を守る不思議な神様 秋田人形道祖神プロジェクト<石巻展>
日時:2021年12月12日(日)〜2022年1月16日(日)11時~18時
*期間中の土日月のみ
*年末年始休業 12月27日(月)〜1月7日(金)
場所:石巻まちの本棚(宮城県石巻市中央2-3-16 たん書房ビル1F)
詳細:秋田県の150か所以上で見られる、村を災いから守るために村境や神社に祀られた人形道祖神。その魅力に取り憑かれた2人が結成した「秋田人形道祖神プロジェクト」の活動から生まれた出版物と、不思議な形をした神様たちの絵画を展示します。展示期間中は書籍や関連グッズの販売も。詳細はこちら
【 オープニングイベント】【 事前予約制】
【 オンライン配信アリ】
第14回いしのまき本の教室「地域のお宝を見つけよう!」
日時:2021年12月11日(土) 18時~20時(開場17時半)
定員:30名(事前予約制)
会場:旧観慶丸商店(「石巻まちの本棚」より徒歩3分ほど)
出演 : 小松和彦(郷土史研究家)宮原葉月(アートクリエイター)
聞き手 : 南陀楼綾繁(ライター・編集者)
参加費:1,500円
詳細:古いもののなかに新しい魅力を見出す「秋田人形道祖神プロジェクト」の取り組みについて、図版を見せながら話していただきます。後半では、普段何気なく見過ごしていた地域の行事や民間信仰、言い伝えを持ち寄って、みんなでイラストマップをつくります。意外な発見がありそう!?
<お申し込み方法>
件名「12/11本の教室」
(2)お名前
(3)人数
(4)連絡先(電話・メールアドレス)
をメールアドレス<bookishinomaki@gmail.com>までおしらせください。
参加される方にはその前に一足はやく展示をみていただく機会も。
【オンライン配信決定!】
今回新型コロナの影響で、会場に人数制限を設けています。そのため多くの人に参加していただきたいと考え、前半トーク部分をオンライン配信することにしました。この機会に遠隔地からでもご参加できますので、ぜひとも気軽にご参加ください。
オンライン配信 申し込み先 Peatix 参加費1,000円
仙台からのアクセス
◆列車:仙台駅から石巻駅まで、JRでおよそ1時間半(詳細はこちら)
◆車:仙台からおよそ60分 (詳細はこちら)
◆高速バス:仙台駅前から石巻駅前までおよそ1時間半(詳細はこちら)
石巻市は、仙台の他に岩手の一関市や、山形市からも車でしたら日帰りできる距離にあります。
「秋田の人形道祖神文化」を契機に、地域の「古いもののなかに新しい魅力を見出す」視点を楽しんでいただけたら幸いです。詳細はこちらからどうぞ。