徐々に形がみえてきました「村を守る不思議な神様2」。
先日ブックデザイナーの小口さん(tobufune)から装丁デザイン案が届き、どれも素敵・・・!と二人で感激。どの方向性にしようか悩みに悩み、新しい方向へ舵をとることにしました。かっこいい一冊になりそうです。
本文の挿絵は「絶対間に合わない」と思う状態から「なんとかなるかも」くらいにまで来ました。(頂戴しているお仕事も鋭意制作中です!)
どのような挿絵を入れるかは、原稿を読み進め「こんな絵があった方がいいな」と思ったものを描いています。時には地図や図解があった方がわかりやすい場合もあり、その際は小松さんに教えてもらいながら作っています。続編では民俗学に関わる事項が前作に比べてだいぶ出てきているので、その補助資料として図解が増えています。
続編の挿絵の量は半端なく、なぜなんだろうと考えてみました。その答えは、「全編が作り替え行事を取材している」ことでした。作り替え行事には特殊な祭事やモノ・コトがでてくる為、自然と図解が必要になるのだと思いました。

当初は同冊子を「いかにわかりやすく面白く感じてもらえるか」を焦点に合わせていたので、つまり、作り手側にガッチリ入っていたのでなかなか楽しむことは難しかったのですが、小口さんから届いた初校を読むと「面白い~!」と思いました。人形道祖神取材をやめられない面白さが、この一冊に詰まっています。
そして、続々生まれているカラフルな神様もなかなかかわいいですよ。
どうぞお楽しみに!
