秋田ではさまざまなはちみつが販売されています。
試しに買ってみるのですが、なかなか美味しいはちみつと出会えません。そんな矢先、小松さんのおかあさまが「知り合いのお寺に頂いたはちみつがとても美味しいの、試してみて!」と情報をいただきました。
奥羽養蜂園さんのはちみつです。
そのはちみつは、偶然にも「お面集中地帯」である仙北平野にありました。
(詳細はこちら)


ここでは全てをご紹介しきれませんが、小松さん曰く50~60個はあるそうです。

お面は「おにょさま」と呼ばれています。
私たちは、おにょさまの数とその密集度に驚き、先日クラウドファンディングで上記の手ぬぐいを作ったことがあります。「おにょさま」のたくさんのパワーが注ぐ大地だからこそ、はちみつも美味しいのだろう!と私たちは考えました。

仙北平野の風景。
東京から戻りこの風景をみると「秋田に戻ってきたなあ」としみじみ思います。

「どうして、奥羽養蜂園さんのはちみつはおいしいのだろう?」と不思議に思い、 素人ながら養蜂園を営む奥様に教えてもらいました。
・それぞれの養蜂園では秘密の (!?) 採取場所がある
・ミツバチが集めてきた蜜を箱から取り出すタイミングがそれぞれ異なる
後者は、 奥羽養蜂園さんでは水分がなくならないギリギリのところで蜜を取り出すそう。そのことによってサラッとした質感になるのだそう。勿論、100%純粋な蜂蜜です。
また、
「ミツバチ達は周囲の花(アカシア、リンゴ、トチ等)が咲くタイミングで何度も引っ越しする。朝起きたら突然違う場所になっていて、ミツバチ達は驚きあわてふためく。しかし、2日間ほど慌てながらも周囲を調査し、3日目からは落ち着いて蜜を取り始める」
「蜜採りに忙しいときはあまり刺さないが、余裕が出てくると刺してくる」
などお話を聞くと、ミツバチたちがまるで人間のようで、とても愛おしくなりました。


近くのミツバチの箱をみさせてもらいました。このときはミツバチ達の気が荒くなっている時期だそうで、遠目から拝見。

「おにょさまのはちみつ」ラベルを作りました。
おにょさまのふるさと・仙北平野で採れたおいしいはちみつをどうぞお楽しみに!
東京・神楽坂のかもめブックスさんにて、いよいよ23日(火)に
「村を守る不思議な神様2』刊行記念 宮原葉月原画展
が開催されます!
また 24日(水)には、毎回驚きと笑いの声をたくさんいただくスライド&トークイベントも開催!今スライドを制作中ですが、自分たちでさえ、取材先の村々のみなさんの個性と熱量に圧倒されています。
続編「村を守る不思議な神様2」を「読んだよー」というお声を少しずつ頂戴しています。「前回よりも読み応えがある!」「濃すぎる情報量と情熱」「素晴らしい熱量」などなど嬉しいお言葉を頂戴しております!

『村を守る不思議な神様2』刊行記念企画
「スライド&トークイベント 秋田人形道祖神めぐり パート2」(ご予約制)
2019年7月24日(水)19:30~21:00
かもめブックス(東京・神楽坂)にて
はちみつといぶりがっこをお持ちいたします!