小松 和彦
１１月１０日（日）、 代官山蔦屋書店でのスライド＆トーク『秋田人形道祖神めぐり・グレイテストヒッツ』が開催されました。当日は日曜日の夜にも関わらず、たくさんのお客様にお越しいただきありがとうございました。こちらのブログでも予告していた通り、この２年間の取材の中でとりわけ印象に残った秋田県内の人形道祖神を動画や写真でご紹介。『グレイテストヒッツ』と言っても直感でセレクトしているので、もし同じような企画をまたやるとしたら、全然違うプログラムになるかもしれません。
今回も２時間と言う長丁場でしたが、参加された皆様はメモを取られるなど本当に熱心にご覧になっていただきました。なんと秋田からわざわざ駆けつけていただいたお客様も何名かいらっしゃいました。感謝をしきれないくらい、ありがたいです！
トークイベント恒例の「宮原コーナー」は今回は過去最多の三本。リニューアルした「道祖神グルメ」、「かわいい道祖神ベスト３」の他、秋田の人形道祖神をどのようにカラフルなイラストに表現するのか、という 「道祖神アート」がスライドの最後を飾りました。 私も改めて気付かされることが多く、いずれこのスライドだけの講演会をソロでやっていただきたいくらいです。宮原さんの創作がイラストを超えて、アートの領域に達していることを感じました。
昨年『村を守る不思議な神様』刊行した際、はじめて県外の書店で取り扱いをして頂いたのが代官山蔦屋書店さん。今回は一カ月間のブックフェアを企画していただきました。私と宮原さんが初めて出会ってからちょうど２年となったこの秋、代官山T-SITEで秋田の人形道祖神を紹介させていただけるという、私たちにとってはまさに記念すべきイベントになりました。
『人形道祖神の世界＆秋田ブックフェア』は引き続き、代官山蔦屋書店１号館１F 人文コーナーにて１１月３０日まで開催。秋田関連本では矢口高雄さんの著作（『マタギ』、『おらが村』）が大人気だとか。私も実は手元にない書籍が何冊かあったので買わせていただきました。代官山にお越しの際には是非お立ち寄りください。
