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今年のスイカ「チッチェ」は極甘!

投稿者:宮原 葉月 投稿者:宮原 葉月 宮原 葉月

 秋田県横手市の十文字でスイカ栽培をされている斉藤稔弘さんから「チッチェ」が届きました~!!!

【目次】
▼ 甘っ!
▼ 自然にはかなわない
▼ 毎日がヒンズースクワット
▼ 斉藤さんの楽しみと、座右の銘
▼ 今が収穫のピーク

【関連ブログ】
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「今年も秋田の赤い宝石!「あきた夏丸」の季節がやってきた」(2024.8)
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甘っ!

 今年のチッチェを早速を頂くと、「甘っ!!!」と目が丸くなりました。

 スイカ農家の斉藤稔弘さんによると、「スイカを収穫する前に、農協にサンプルの玉を持っていって糖度と中身を検査してもらうんです。OKが出たら収穫する流れなんですけど、今日持っていったら、小玉の糖度がなんと14.8度。たまたまだとは思いますけど、自分でもびっくりしました。」
 斉藤さんが驚くほどの甘さって・・・

 全ての小玉(チッチェ)の糖度が14.8度とは限らないそうですが、私が頂いたスイカも極甘でしたのでおそらく・・・

 スイカ研究と題して、私はこの夏に長崎や鳥取のブランドスイカを食べ比べてきました。ただ、やっぱりチッチェを口にしてしまうと、他のスイカもそれなりに美味しいのですが、チッチェの美味しさが際立ちすぎて、その味しか頭に残らないんです。

自然にはかなわない

 斉藤さんはよく

「自然にはかなわない。」
「今年も収穫までの天気はまだわからないから、なんともいえね。」
「まあ順調にいけばいいなと思う。」

と口にされます。

 昨年は猛暑と水不足、その前は大雨で大変な思いをされました。

 今年は「6月12日にあまり経験ないくらいの雹(ひょう)が降りました。増田(秋田県横手市)でリンゴや桃やってる人たちは全滅してしまったんですよ。」と斉藤さん。

 斉藤さんのスイカ畑も被害を受けました。マルチ(カバー)をかけていなかった大玉スイカ「あきた夏丸」の元成りの実や葉が相当傷ついたそうです。

 取材で訪れた7月初旬に拝見したスイカ畑は「だいぶ元気を取り戻していますよ。」とのこと。目の前にある「あきた夏丸」は、葉をフサフサ茂らせ、元気な姿をみせてくれました。

毎日がヒンズースクワット

 取材に伺った際、その日のお仕事について尋ねてみました。

 「今日も朝4時から仕事してきました。息子が消防団の大会で不在なんですけど、受粉は休めないので。」と、斉藤さんは手作業で100回以上の受粉をされたそうです。

 「毎日ヒンズースクワット。 スイカのツルを1本ずつ受粉したら、次さ行ってまた座って。これが毎日。 疲れちゃうよね。今日咲いた雄花を、今日咲いた雌花に受粉するんだから。」と斉藤さんは口にします。

 人海戦術でなんとかいけないだろうかとつい考えてしまいますが、

 その日に咲いた雄花と雌花を瞬時に区別する必要があったりし、素人ではなかなか難しい作業のようです。「やっぱり人頼んで教えといたって、ちょっとそれは無理だ。 他のやつは色々頼んでやってもらうこといっぱいあるんだけど。」

 そんな斉藤さんは今年古希を迎えます。いつまでも若々しくおられる理由に、実はこの毎日のヒンズースクワットがあるかもしれない、と思いました。

斉藤さんの楽しみと、座右の銘

 「今は日本酒や芋焼酎をやりながら、ジャズを聴き本を読むのが最高の楽しみです。」と斉藤さんはよくお話してくださいます。先日たまたまLINEでメッセージを送ったところ、「今新刊の村上春樹の『夏帆 ──The Tale of KAHO──』を読んでますよ。」と教えてもらいました。畑に立つ凛としたお姿と、ご趣味の世界に打ち込む一面と。そのコントラストがとても印象的でした。

 そんな斉藤さんは、20代の頃に所属していた消防団の横手市の大会に出場したことがあります。機材やコースのセッティングを行い、水を出す時間を競ったりするそうですが、「優勝したことありますよ。」と斉藤さん。その秘訣を伺うと、「若い頃はやっぱり見てもわからないことがたくさんあったけど、とにかく一生懸命やった。」とのことでした。

 斉藤さんの座右の銘は「仕事も遊びも一生懸命」。スイカも「一生懸命」育てあげていることが伝わってきます。

今が収穫のピーク

 「今、こちらは35度の猛暑ですが、なんとかやっています。」と斉藤さんからメッセージと写真が届きました。

 スイカは猛暑の中で収穫され、一玉ずつ丁寧にきれいにして箱詰めされるそうです。畑から帰るとバッタンキューになるという斉藤さん。私たちの元に届くまでには、たくさんの作業があるのですね。

 ちなみに写真で箱詰めされている男性はご子息の裕磨さんです。昨年のブログでインタビューさせていただいており、「自分の仕事の内容が100%スイカにつながると思っているんで、丁寧にやっていきたい。」とお話しされていました。とてもストイックな方なのです。

 現在秋田県内外でファンが急増中の斉藤農園のスイカ。先日も「初めての方からの注文が増えています。」と教えてくださいました。そのお客さんたちの反応について、斉藤さんはこう語ります。
 「こういうスイカ(チッチェ)は食べたことないっていう人たちが多いですね。また来年もお願いしますっていう人たちが多いです。お客さんが喜んでくれるのが本当に嬉しい。」


 そんな斉藤さんご一家が育て上げたスイカを、この機会にぜひご賞味いただければと思います。収穫はお盆過ぎの20日頃までとのことなので、お早めにどうぞ!

糖度14度以上、極甘スイカのご用命は斉藤農園まで

TEL 0182-42-0350

  • 収穫時期:7月15日~お盆すぎくらいまで
  • お値段(目安):チッチェ(小玉)2個入りで3,000円、あきた夏丸(大玉)は2個入り(2L:7~8kg)で4,800円ぐらい、それより少し小さめのLサイズ(6~7kg)は2個入りで3,700円ほど。
    ※送料は別途
    ※斉藤農園のチッチェは2Lサイズで少し大きめ!
    ※近くのお店では2個入りが5,000円ほどで販売されているという情報も
    ※他の品種(大玉のあきた夏丸等)もご注文いただけます
  • お支払い方法:お振込み
  • 注文方法:お電話または直接来園されてもOKとのこと

Writerこの記事を書いた人

投稿者:宮原 葉月
イラストレーター 宮原 葉月
広告・書籍・雑誌でイラストを描く。 「LOWELL Things」(ABAHOUSE)とのコラボバッグ、 シリーズ累計49万部「服を買うなら捨てなさい」(宝島社) 装画等を担当。 http://hacco.hacca.jp X @hatsukimiyahara