ジンジョ祭りは毎年旧暦10月末日の前日(今年は12月5日)に行われます。午後から宿の家(当番)に赤坂常会の皆さんが集まり、高砂を朗誦。その後、「八皿の儀」が執り行われます。この儀式は7月の盃に酒を注ぎ、さらに大きな盃にまとめて移し替えて飲むという儀式。ヤマタノオロチの説話から生まれた無病息災を祈る儀式で、菅江真澄の記録にもあります。続いて、隣の家に来年の宿を引き渡す「戸渡し」の儀式。家のご夫婦が揃って酒を酌み交わす儀式ですが、次の宿の奥様が仕事で参加できなかった為、宮原葉月さんが代役を務めました。
宴会の後、いよいよ二体のジンジョサマは宿を出て町内を練り歩きます。続く…

