秋田県・湯沢市の稲庭城で開催中の『道ばた散歩展』へ、展示初日に行ってきました。
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「【秋田湯沢・稲庭城特別展】ニンギョウサマの不思議な世界「道ばた散歩」展を開催!」からどうぞ。
9時半過ぎ、JR奥羽本線の湯沢駅に到着。そのまま駅構内の湯沢観光案内所へ向かいます。
この日、案内所で勤務中だった奥田さんと再会し、「お久しぶりです! 無事に初日を迎えられましたね!」と喜びを分かち合いました。

事務所にお邪魔すると、ゆざわジオパークガイドの会の人気ガイドさんが2人、すでにお集まりでした。
こちらでは、ゆざわジオパークガイドの会員のみなさんがスタッフとして常駐し、湯沢市の見どころなどを案内されています。観光案内だけでなく、宿泊先探しなど、訪れる方々のさまざまな相談にも対応されているそうです。
そのお一人、小原さんは、御年80代とは思えぬほどお元気な方。7月のニンギョウサマの取材でご一緒し、そのお人柄と博識ぶりにすっかり感銘を受け、私はファンになってしまいました。こうして再会することができて、とても嬉しかったです。
この日は、小原さんと一緒に展示をみたあと、飯田のニンギョウサマ巡りへ向かいます。

ちなみに小原さんは、この日の夜に湯沢市民向けの無料講座「ゆざわ学講座」で、「湯沢が生んだ偉人 了翁さま」の講演をされるとのこと。小原さんは、了翁禅師研究会の事務局長も務めていらっしゃいます。
事務所では了翁(りょうおう)さまの話題で持ちきりに。小原さんのお話はとても面白く、いつか私も講演会やツアーに参加してみたいなあと思いました。
さて、事務所で話し込んでいると、展示のイラストルポにも登場していただいた、元小安集落在住の阿部さんがいらっしゃいました。なんでも翌日、人形道祖神に興味をお持ちの東京のお客さんを、展示へ案内されるとのこと。阿部さんも、ご指名が多い人気ガイドのお一人です。


元小安集落のイラストルポのコピーをご覧になった阿部さんは、「リュウイチさんだ!喜ぶよ~」と嬉しそうに口にされました。
というのも、今回の展示では、元小安にある2体のニンギョウサマのうち、代表として「下(シモ)のニンギョウサマ」が展示されます。そのために新しい衣装を作ってくださったのが、リュウイチさんだったのです。
私はてっきり、阿部さんが作り替えに参加されている「上(カミ)」のニンギョウサマが展示されるものと思っていたので、思いがけず「下」のニンギョウサマが選ばれていたことに驚きました。上と下、二つの集落の長老お二人の似顔絵を描いていて、本当によかったなあと思いました。(8年間ニンギョウサマを追い続けてきて、どうしてもお2人の長老を描きたかったのです。)
ところで、展示には、なぜ「下」のニンギョウサマが来てくださったのでしょう?
思い当たることが、ひとつあります。以前、私が「宮原が選ぶ、かわいいニンギョウサマ・ナンバーワン」に選んだのが、実は「下」のニンギョウサマだったのです。もしかしたら、阿部さんが覚えてくださっていたのかもしれません。もちろん、カミのニンギョウサマだって、かわいいですよ。
「展示が思ったより大きくなりましたね」と、7月の取材でもお世話になった阿部さん。これも、チームのみなさんの尽力があってこそだと、つくづく思いました。取材中、みんなで「地元のみなさんがこんなにも協力してくださる。いいものを作らなくっちゃ!」と、自然と気持ちが高まっていったことを、改めて思い返します。
話が弾んで、つい長居してしまいそうになりましたが、「それでは、稲庭城へ行きましょう!」と、小原さんと一緒に出発しました。収穫を間近に控えた黄金色の稲穂が、たわわに実る田んぼの横を通り抜けていきます。

稲庭城に着くと、券売所を兼ねた受付に、今回の展示でお世話になった佐藤さんの姿がありました。
「この日を無事に迎えられて、本当によかったですね!」
佐藤さんとも、喜びを分かち合いました。あの取材をご一緒したからでしょうか、なんだか本当にチームのような感覚になるんです(私だけかもですが💦)。

スロープカーに乗って、いざ稲庭城へ。
一番乗りかと思っていたら、すでに何人かの方が展示を見に来てくださっていました。つづく
稲庭城・特別展
「道ばた散歩 ~稲川皆瀬のオニンギョウサン写真展~」

地域に根付く独特のニンギョウサマ文化と、それを守り続けてきた人々の物語を、写真とイラストを通してぜひご覧ください。皆さまのご来城を心よりお待ちしております。
会期
令和8年9月16日(水)~10月26日(月)
開催時間 9時30分~16時30分 火曜定休日
※但し9月22日(火曜・祝日)は開館。翌9月24日(木)が振替休館日となります。
詳しくはこちら
場所
湯沢市稲庭城(2階)
稲庭城入館料/大人430円 小人210円 ※展示は無料
アクセス
お車の場合:湯沢横手自動車道「湯沢IC」から約25分
電車の場合:JR奥羽本線・湯沢駅から予約制「こまちシャトル」もしくはタクシー利用
※「こまちシャトル」乗合タクシーの検索ページはこちら
湯沢駅前~稲庭城前:約25分・1,000円・1日2便(10:00発・12:45発 ※2026年9月時点)
お問い合わせ先
一般社団法人湯沢市観光物産協会 稲川事務所
TEL 0183-43-2649 / 0183-43-2929
ツアー
本物のニンギョウサマや人形道祖神を巡ってみたい方は、湯沢駅観光案内所で有料のオーダーメイドツアーを申し込むことが可能です。湯沢市には岩崎のカシマサマ、御返事や三ツ村のカシマサマなど個性あふれる人形道祖神が存在していますので、この機会にぜひ。他に地元を代表する銘酒の酒蔵見学(「福小町」「両関」「爛漫」など)や温泉もおすすめです。(主催:ゆざわジオパークガイドの会 ※稲庭城ではありません)
湯沢駅観光案内所:yuzawageoguide@yutopia.or.jp
関連ブログ ~宮原の旅の記録~
秋田旅のご参考になればと思います。
「秋田市で弾丸でとんかつを食べる」(外部リンク)
「仙台から秋田へ。鳴子温泉に寄り道する」(外部リンク)
「鳴子温泉編、そしてついに秋田へ」(外部リンク)
「横手でひとり、夜をまったり過ごす」(外部リンク)
宮原 葉月