書籍 「村を守る不思議な神様 永久保存版 」

2018年に発刊し自費出版ながら初版1000部を半年で完売した「村を守る不思議な神様」と、2019年に発刊し通算1500部を販売した続編。これら2冊を再編集し、新たな要素を書き加えました。秋田人形道祖神に3年間密着し100人以上の方々に取材したエピソードや、秋田のマタギ、ナマハゲ、きりたんぽなども登場。新作イラストやマンガも収録した永久保存版です。


著:小松和彦(秋田人形道祖神プロジェクト)
絵:宮原葉月(秋田人形道祖神プロジェクト)
装丁:小口翔平+畑中茜+三沢稜(tobufune)
A5判/カラー/208ページ
刊行:株式会社KADOKAWA

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販売価格 ¥1,925 (税込)

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商品詳細

村を守る不思議な神様 永久保存版 商品画像

Contents収録

  • プロローグ 〜わら人形を作りなさい〜
  • 第1章 人形道祖神のメジャーリーガー(湯沢市)
  • 第2章 江戸時代の旅人・菅江真澄が見た秘境の神様(大館市)
  • 第3章 境界と道祖神(大館市)
  • 第4章 男と女の神(大館市、能代市)
  • 第5章 マタギ文化と道祖神(仙北市)
  • 第6章 明治政府が消したかった古代信仰(大仙市)
  • 第7章 山村に生きる(大仙市、湯沢市)
  • 第8章 大きなカシマサマと小さなカシマサマ(横手市)
  • 第9章 奇祭!動き出すわら人形(横手市、湯沢市)
  • 第10章 ナマハゲと道祖神(にかほ市)
  • 第11章 幻の泥塑天子を探して(北秋田市)
  • エピローグ 〜復活と継承〜
  • ギャラリー

Author著者紹介

小松 和彦(こまつ かずひこ)

秋田市生まれ。小松クラフトスペース店主。郷土史研究家として『秋田県の遊廓跡を歩く』(カストリ出版)、秋田魁新報電子版『新あきたよもやま』などを執筆。「縄文とアート」、「世界の民族工芸」、「秋田の花柳界」のテーマで大学、博物館、図書館などで講演多数。

宮原 葉月(みやはら はつき)

神奈川県生まれ。アートクリエイター。主な仕事として『ピンクとグレー』(加藤シゲアキ、Kadokawa、累計20万部超)、『服を買うなら、捨てなさい』シリーズ(地曳いく子、宝島社、累計40万部)など文芸作品の装丁、イラスト、銀座ソニービルの壁画、SONYのヘッドフォン等製品のイラスト制作、アパレルブランドとのコラボ商品などジャンルを問わない活躍も見せる。

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商品説明

これまでの内容に新たな要素を加えた永久保存版!
1巻と2巻を読まれた方にもオススメです

村を守る不思議な神様 永久保存版 表紙

表紙を飾る神様は「小雪沢のドジンサマ Ver2」。3年前のものからバージョンアップしました。「第2章 江戸時代の旅人・菅江真澄が見た秘境の神」に登場する神様です。

村を守る不思議な神様 永久保存版 裏表紙

裏表紙に使われている神様は、能代市田代に祀られていた人形道祖神の頭部。別集落の方に「うちのショウキサマと似たお面があるよ」と教えていただきました。昔はキセルを吸っていたようです。「第11章 幻の泥塑天子(どうそてんし)を探して」に登場する神様です。

村を守る不思議な神様 永久保存版 内容紹介

カシマサマ(鹿島様)、ショウキサマ(鍾馗様)などと呼ばれ、秋田県内約150カ所の村に祀られている「秋田人形道祖神」。数百年間この地に伝えられてきた「疫病退散」の民間信仰を3年にわたり密着し、100人以上もの方々に取材。その成果を文章とイラストで楽しく・分かりやすくまとめました。

村を守る不思議な神様 永久保存版 内容紹介

秋田人形道祖神の魅力をさまざまな角度から描いたマンガを4編(道祖神の成り立ち編・キリタンポ編・長老編・カシマサマとスイカ編)収録しました。本文に登場する「鹿島流し」「長老の小玉さん」などを、別の角度から深堀りしています。

村を守る不思議な神様 永久保存版 内容紹介

秋田県立近代美術館で開催された企画展『ARTS & ROUTES~あわいをたどる旅』に出展した作品「泥塑天子を探して(2020年)」もカラーページで収録しました。

村を守る不思議な神様 永久保存版 内容紹介

「村を守る不思議な神様」1巻と2巻を読まれた方もお楽しみいただける永久保存版です。秋田人形道祖神の奥深い魅力をたっぷりと味わってください。