Interview

武将の名前が付けられた人形道祖神

投稿者:小松 和彦 投稿者:小松 和彦 小松 和彦

人形道祖神の名称は「カシマサマ」、「ショウキサマ」、「ニンギョウサマ」などが代表的なところですが、大館市花矢地区には歴史上の武将の名前が付けられているユニークな例があります。松峯神社の三体は(向かって左から)弁慶、義経、那須与一、寺ノ沢では(左から)弁慶、義経。松峯では義経が弁慶、那須与一を引き連れてこの地を通ったという伝承があり、義経北行伝説と道祖神信仰とが結びついたここならではの人形神です(小松)


寺ノ沢の弁慶、義経
見に行ったときはちょうど作り替えされた直後でした。塗りたてほやほや。
小さくてかわいらしいサイズでした

Writerこの記事を書いた人

投稿者:小松 和彦
郷土史研究 小松 和彦
工芸ギャラリー・小松クラフトスペース店主 『秋田県の遊廓跡を歩く』(カストリ出版)、 『新あきたよもやま』(秋田魁新聞デジタル版) などを執筆。 http://www.komatsucraft.com/ Twitter @Komatsucraft