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DOTPLACE×秋田人形道祖神

投稿者:宮原 葉月 投稿者:宮原 葉月 宮原 葉月

 この春に楽しみにしていた人形道祖神の作り替え行事が数々ありましたが、非常事態の中、取材をすべて断念いたしました。しかし、私たちは諦めません。「電話で取材させていただきましょう!」と小松さん。作り替えが中止された「末広町のカシマサマ」、地元の方中心で行われた「田代沢のカシマサマ」や「斉内のおにょさま」の祭事に関して、それぞれ取り仕切られている長老の皆様に先日電話取材させていただきました。後日ブログにて詳細をアップいたします。

 さて、先日「村を守る不思議な神様」の絵を評価してくださった、”これからの執筆・編集・出版に携わる人のためのウェブサイト”「DOTPLACE」を運営されている「numabooks」のMさんから「『DOTPLACEGALLERY』に絵を提供いただけないか」とお声がかかりました。「今、このような社会不安の広がるなかで、見る方が少しでも絵の世界に浸れるような表現を届けたいと思い、真っ先に宮原さんの絵のイメージが浮かびました」というお言葉に大感激。「本」「読むこと」「書くこと」というテーマの中で「読む」を選び、人形道祖神の絵を描く感覚で、少しだけ方向を変え、取材ができないもどかしさや孤独感、希望や願いを託しながら描きあげました。

「華やかに、読む」

 インタビュー記事も載せていただきました。「大切な一冊」では「村を守る不思議な神様」を推薦させていただきました。手前味噌で大変恐縮なのですが、この時だからこそ、昔から疫病に苦しんできた歴史があり、人々が苦難を乗り越えていく過程で生まれた「人形道祖神」の世界を知っていただけたらと思いました。

 インタビュー記事はこちらからどうぞ。
記事内の「今後の活動」について、現在本物と同じ人形道祖神のレプリカを制作していただいており、今年首都圏の美術館で数体を展示させていただく準備を進めております。この非常事態の中、日程が変更になる可能性もありますが、正式にリリースされましたら追って詳細をご報告いたします。

 また嬉しいご縁もありました。numabooksさんは「本屋B&B」(世田谷区代田)も運営されています。以前より「村を守る不思議な神様1&2」を取り扱ってくださり、昨年上京した際、2人でご挨拶にお店に伺いました。1時間ほど店内をウロウロしてしまうほど魅力的な書籍のチョイスでした。「本屋B&Bのスタッフの皆様に書籍が大変好評です」とお聞きしとても嬉しく思いました。
 この喜びを大事に、このクールでかっこいい文化をもっともっと知っていただきたい、その為には何ができるだろう、考え続けなくては、と思います。

Writerこの記事を書いた人

投稿者:宮原 葉月
イラストレーター 宮原 葉月
広告・書籍・雑誌でイラストを描く。 「LOWELL Things」(ABAHOUSE)とのコラボバッグ、 シリーズ累計49万部「服を買うなら捨てなさい」(宝島社) 装画等を担当。 http://hacco.hacca.jp Twitter @hatsukimiyahara